グーグル検索の新アルゴリズム

2015.03.27Kawabata : 

Cell phone in a woman's hand, city of Lights background

Googleから、モバイルフレンドリー(いわゆるスマートフォン対応)であるかどうかを2015年4月21日以降の検索ランキングに反映する、という公式発表がありました。

今回のアルゴリズム更新に対して、様々な専門家が様々な解説を行っていますが、情報を整理すると、4月21日のアルゴリズム更新に対する判断基準となるのは、特に以下の点となるようです。

・モバイル検索にのみ適応される

・評価はページ単位で行われる
・ナビゲーショナルクエリには影響しない
・モバイルフレンドリーテストで使われている基準だけで判断される

言い換えれば、デスクトップ検索には影響せず、サイト全体の評価が落ちるわけではなく、企業名やブランド名、商品名を指名するような検索には影響を与えず、評価基準はシンプルで改善箇所は明確である、と捉えることができます。

つまり、早急なスマホ対応が必要なWebサイトは限られており、対策が必要であったとしてもそれほど難しくはない、と言われています。

スマホ対応をしていないWebサイトでは、デスクトップユーザに比べてモバイルユーザの直帰率が高く、1訪問あたりの平均閲覧ページ数も低くなる傾向があります。

また同一コンテンツを提供するレスポンシブデザイン化されたWebサイトのログの傾向を見ると、閲覧ページ数も閲覧しているページの種類も、デスクトップとモバイルでほとんど変わらないことが多いです。

ユーザ特性やコンテンツ構成に依存しますが、スマートフォンでもPC並みに積極的に情報取得をするユーザが増えている証ではないでしょうか。

スマートフォン利用が一般化する中で、モバイルフレンドリーではないWebサイトをそのまま放置することは、機会損失を意味します。

もちろん、ビジネスへのインパクトや対応の優先順位、Webサイトに求められる役割等を総合的に判断して対応を決めることになりますが、スマホ対応はすでに「やってて当たり前」のものとなっています。

開発の現場でもモバイル中心のサイト構成を考える必要がありそうです。

No.19665

考察ユーザビリティ Part.2

2015.03.05Kawabata : 

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皆さまお疲れ様です。

以前ユーザビリティについて少し触れたのですが、今日は少し深く考えてみたいと思います。

デバイスがパソコンからモバイルへ、そしてウェブからアプリの時代へ移り変わっていく流れが目立つ中で、ユーザビリティとは常に変わらず求められるものと考えます。

そしてユーザービリティはそのサービスが提供する価値に大きな影響を持っています。

例えば、ECサイトを考えてみるとユーザビリティが直接購買意欲につながるわけではないですが、商品購入までの過程をスムーズにおこなうことができたら、ロイヤリティーの高い顧客を増やすことが出来ます。

ユーザビリティはその全てのフローに関わるものであるといえると思います。

学術的な分野でユーザビリティの権威とも言われるJakob

Nielsen博士はユーザビリティの高いインターフェイスは以下の5つのポイントを兼ね備えていると述べています。

1、学習しやすさ : システムは、ユーザがそれをすぐ使い始められるよう、簡単に学習できるようにしなければならない

2、効率性 : 一度学習すれば、あとは高い生産性を上げられるよう、効率的に使用できるものでなければならない
3、記憶しやすさ : ユーザがしばらくつかわなくても、また使うときにすぐ使えるよう覚えやすくしなければならない
4、エラー : エラーの発生率を低くし、エラーが起こっても回復できるようにし、かつ致命的なエラーは起こってはならない
5、主観的満足度 : ユーザが個人的に満足できるよう、また好きになるよう、楽しく利用できなければならない

ウェブ一辺倒の時代が終わりを告げ、モバイル、スマートウォッチ、ウェアラブルデバイスなどデバイスが多様化してきている現在、ユーザビリティの重要性が次第に上がってきていると言われています。

いくら素晴らしい機能を搭載していても、ユーザビリティが伴わないデバイスでは、使い方がわからずユーザーに使ってもらえなくなってしまいます。
インターフェイスが小型化する流れの中で、どうやって操作するのか、どうやってコンテンツを見せるのかなどの点に気をつけながらデザイン・構成をしていく必要があると言えそうです。

No.19569

ガラケーの進化

2015.01.20Kawabata : 

Mobile Phones Being Held in the Air

皆さまお疲れ様です。

本日の話題は「ガラケー」です。

先日、シャープより「新世代ガラケー」と題してシャープがKDDI(au)向けにAndroidを採用した折りたたみ型携帯電話を早ければ1月下旬にも販売開始すると報じられました。

記事では『「アンドロイド」搭載のシャープの新型携帯電話は、「ボタン式の入力方式で折りたたみ型」というガラパゴス携帯の特徴を残したまま、スマートフォンに近い機能を使うことができます。」』としており、従来型の”ガラケー(ガラパゴス携帯)”とも呼ばれるケータイ(フィーチャーフォン)タイプの機種が発売されることになりそうです。

Androidを採用した折りたたみ型モデルは過去にもケータイからの乗り換えを促進するためにソフトバンクモバイルから販売されていました。

その後、スライド式も含めて姿を消していましたが、スマートフォンへの乗り換えが停滞している昨今、さらなるケータイからの乗り換えを強化するために今回、もう一度投入されることになりそうです。

ガラケーは、折りたたみ構造などに高度な技術が必要で中国メーカーなどが新規参入しづらく、国内ではいまだ携帯電話の3割以上のシェアを占めるなど根強い人気があることが、今回の販売の背景にあるとみられています。

根強いガラケーユーザーが上記のような「新世代ガラケー」への乗り換えを行ってゆく流れとなるならば、web制作の方でも少なからず影響を受けることも考えられます。

こういった流れがある中で、今後の動きも注目する必要があるかと思います。

No.19376

モバイル検索時の進化

2014.12.18Kawabata : 

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皆さまお疲れ様です。

実は最近、Googleのモバイル検索結果で、掲載サイト名の下に「スマホ対応」とラベルが出るようになりました。

ラベルが出ても検索順位が上がったりはしないようですが、いずれスマホ対応の優劣が高い確率でGoogle検索順位に影響するようになると推測できます。

「スマホ対応」ラベルが出るとどうなるか。

Googleの基準を満たしたサイトは、スマホの検索結果で、上記キャプチャ赤枠部分のような「スマホ対応」という文字列が表示されます。
現状では検索順位に直接影響はないようですが、多くの検索ユーザがこの表示の有無を確認するようになれば、スマホ検索での訪問数増や、それに応じた間接的な順位上昇効果も見込めるかもしれません。
また、今のうちにラベルを表示させておく(=Googleのスマホ対応基準を一定まで満たす)と、今後、順位への影響が出て来た際にも有利にSEOを継続できることになります。

ラベルを表示させる方法はGoogleの用意した「モバイルフレンドリーツール」に合格したページが、基本的に「(スマホ対応)ラベル対象になる」と説明されていました。

・モバイルフレンドリーテスト

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

ここで自サイトのURLを入力すれば、Google基準から見た評価を簡単に調べることができます。

ここでの結果が「モバイルフレンドリーではありません」と出ればスマホ対応ラベルは表示されず、「問題ありません。 このページはモバイル
フレンドリーです。」と出ればスマホ対応ラベルも表示されることになります。

優れたスマホユーザビリティを考えるのなら、恐らく「スマホ対応」ラベルを出せばいいというものではなく、より多角的な見地からの改善が必要になるでしょう。

しかしあくまで「ラベルの表示」という一点を軸に考えると、まず「ラベルの表示」を目指してサイト改善を進めるのが、非常にわかりやすい目安になるはずです。

「ラベルの表示」されているサイトをスマートフォンユーザーが優先的に閲覧すると考えると、重要項目に上がってくるのではないかと考えます。

こういったポイントも取り入れてより良いサイト制作を行いたいと思います。

No.19274

ユーザーシナリオを考える

2014.11.20Kawabata : 

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皆さまお疲れ様です。

本日はWebサイトのコンバージョンを達成するためにユーザーシナリオを考えてみたいと思います。

Webサイトを制作する際にはまず「サイトの目的」と「ターゲット」を明確にすることが重要だと以前のブログでもお伝えしましたが、それが決まった次に考えるのが「ユーザーシナリオ」です。

ユーザーシナリオとは、ターゲットユーザーがどのようにしたらサイトの目的を達成するかという理想的なストーリーのことです。

サイトの構成を考える際に、ユーザーがどういった順序で行動し、その行動の際の下記ポイントを考えます。

・その行動するときのユーザーの心理状態はどんなものか?

・その心理状態目標をとるとき、ユーザーはどんな行動をとるか?
・その行動をとらせるために、サイトを作る上でどのような戦略をとるべきか?

大切なのは、サイト運営の目的を達成するにあたって、ターゲットユーザーはどんな行動ステップを踏んだら目的を達成するか?という理想的なストーリーを考え明確にすることです。

デザイン側で目的達成のためにできることもあれば、そもそもそのサイトのコンテンツから協力を得なければいけないこともあります。

こういったユーザーシナリオを共有し、ディレクター、デザイナー、エンジニア全員で設計、開発、サイト運営を行うことが目的達成への近道になります。

そしてサイトの運用を開始したら、ユーザーテストやアクセス解析で検証を行い、より精度の高いものに調整します。

このようにただきれいなデザインを作成すればいいのではなく、いかにユーザー視点に立つかというのを重視し、最初の設計をしっかりすることがとても重要であると考えます。

No.19166