日本の伝統を世界へ

2014.04.30Nakagawa-h : 

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先日、京都に行き、西陣織でグローバル展開に成功され注目を浴びている老舗企業を訪問。
株式会社細尾の細尾真生代表取締役社長にお話を聞かせて頂きました。

西陣織の生地を、インテリア、ファッション、アートという分野へ提案。

徹底した高付加価値で、大量生産で低価格化された海外製品との圧倒的な差別化。
着物や帯という商品から脱却し、西陣織の生地を用途開発し、様々な分野へ商品提案。
ディオールや、シャネルなど、ハイブランドメーカーとも取引されています。

お話を聞かせて頂く中で、ブランディングにおいて非常に重要なお話がありました。

それは、ヨーロッパの老舗ブランドが視察に訪れる際の話です。

「商品の品質などはもちろんであるが、彼らは製造過程や、製造に関わる職人さん、製造工場の成り立ちなど、商品が出来上がるまでのストーリーや情景を積極的に見ている。」

この細尾社長の言葉には、ブランディングにおける重要ポイント記されています。

生地ひとつにしても、その素材や原材料の裏側に広がるストーリーや情景を、実際に日本にまで足を運んで、自分達の眼で確認する。
そして、その素材の魅力を最大限発揮できるような商品の一部として、まるでパズルのワンピースの様にはめ込む。
それらは、その商品の一部として命が宿り、新たな価値を生み出すのです。

こうした、素材や原材料に対するこだわりは、ハイブランドのみならず、中小企業の我々にも求められています。

我が国日本は、高度経済成長を遂げ、モノや情報が溢れかえる成熟期を迎えています。
その中で、消費者のライフスタイルにも変異を与え、購買行動にも変化が大きな変化が出ています。

つまり、いくら安くても、自分にとって価値の無いモノは必要ない。

自分にとって価値のあるモノは多少高くても購入する。

この様な消費価値観がますます強くなってきているのです。

となれば、企業側としては、自社の商品・サービスの価値は、消費者にしっかりと伝わっているのか?という観点も非常に重要になると思います。

上述の西陣織に関しても、積極的に世界へ価値訴求を行ったからこそ、その価値が伝わり、ハイブランドとの取引が始まったのです。

価値を訴求していないという事は、自ら価格競争に飛び込んでいっている様なものです。
そうなると、どうやって低コストで大量生産した海外の織物に、価格で競争優位が作り出せるのでしょうか?

素材や製法、こだわりがいくら素晴らしくても、人にそれを伝えていかなければ、認知されようが無いのです。

今回の訪問を通して、改めて価値訴求の重要性を学ばせて頂きました。

この価値訴求は、Facebookを活用する事で、今からでも無料で始める事ができます。

Facebookを活用したブランド戦略のセミナーで、効果的な価値訴求を行っていきませんか?
5/23「シゴトで使うFacebookの本当の使い方~Facebookブランディング取扱説明書~」というセミナーを開催します。
興味をお持ちの方は是非ご応募下さいませ。

【セミナー開催】

タイトル:「シゴトで使うFacebookの本当の使い方~Facebookブランディング取扱説明書~」
日時:2014年5月23日(金)17:00時~19時(受付16:30~)
場所:御堂筋ホール9F/HALL9B(地下鉄御堂筋線なんば駅13番出口直結)
定員:40名 ※お申し込み数が多い場合は、1社2名様までとさせて頂きます。
料金:1,000円

【お申し込み】

(PC) http://goo.gl/Z2Isu2
(スマートフォン)
http://goo.gl/3QWDZG

No.18176

人生の節目の情報をどう活かすか?

2014.04.30Nakagawa-h : 

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【IT経営戦略手帳】最新IT技術情報を企業経営のヒントに!

皆さん、おはよう御座います!

本日は、大きく変わるポイント市場について、「IT経営戦略手帳」456ページ目として考察を深めたいと思います。

今朝の朝刊一面に、リクルートとポンタが提携し、共通ポイントへ統合するとの記事が掲載されています。

ポンタは、ローソンなど約22,000店舗で利用可能なポイントサービスで約6,100万人が利用しています。
一方、リクルートのリクルートポイントは、ホットペッパーなどのサービスで利用可能で約1,000万人が利用しています。
この統合で、一気に会員数が7,000万人規模となり、追随するTポイント4,800万人を大きく引き離します。

この統合は、こうした会員数獲得だけが目的ではありません。

注目すべき項目は、互いの利用者データを相互に活用し、ビックデータとして分析利用できる点です。

リクルートは、提供するサービスで個別にIDを発行していましたが、リクルートIDに集約。

結婚情報「ゼクシィ」転職情報「リクナビ」中古車情報「カーセンサー」
宿泊予約「じゃらん」飲食店予約「ホットペッパーグルメ」クーポン購入「ポンパレ」
など、それぞれの利用・購買データ、ライフイベント情報を一元管理する事が可能になりました。

リクルートのデータと、ポンタのデータを使ってこんな事ができます。

子供向けのお菓子を発売する場合、結婚から数年経過した女性に、新発売情報を発信する。
そうする事で、不特定多数のユーザーに情報配信するよりも、購買率は高まるでしょう。
そして、実際にそれらのユーザーが購買に至ったのか?の検証までデータを追う事ができます。

リクルートは、人生の節目の情報を握っています。

ポンタは、膨大な購買履歴を持っています。

この双方のデータ活用が、新たな需要のヒントや、新商品・サービス販売の検証にも大きな役割を果たすでしょう。

膨大なデータの中から、宝になるデータを創り上げるデータ分析力が試されます。

今後、こうした双方のデータを活用したビジネス提携はますます広がりを見せるでしょう。

そうする事で、大手各社のマーケティング力は一層精度が高まります。
我々中小企業も、自社の購買履歴などを蓄積し、分析できる仕組み作りを急がなければなりませんね。

それでは、今日も一日宜しくお願い致します!

【IT経営戦略手帳:発行元】株式会社Yukiプランニング 中川博之

企業と消費者のコミュニケーションをデザインし
商品・サービスの魅力を価値へと創造する
http://www.yuki-planning.co.jp

No.18173

Adobeのクリエイティブセミナー

2014.04.30Yokobayashi : 

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皆様こんにちは。
IT事業部の横林です。

先日、株式会社モリサワさんで開催されたAdobeのクリエイティブセミナーに参加させていただきました。

主にPhotoshop、Illustratorなどのデザインツールに関する内容だったのですが、今まで知らない機能や使っていないアプリケーションなどの紹介もあり、最新のものを活用することで業務の効率化や今までは出来なかったことにも挑戦できる可能性を感じる機会となりました。

特にwebページ作成用アプリの「Muse」は、コーディング無しでwebページを作成することができるというもので、 デザイナーとして大変興味深いものでした。

現状ではSEO対策等の問題はあるようですが、うまく使うことができれば革命的なツールになるのではと感じます。
今後もお客様に向けて新たな提案ができますよう、日々邁進していきたいと思います。

No.18170

広がるビーコンを活用したマーケティング

2014.04.28Nakagawa-h : 

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【IT経営戦略手帳】最新IT技術情報を企業経営のヒントに!

皆さん、おはよう御座います!

本日は、ビーコンという機能を使ったマーケティングの広まりについて、「IT経営戦略手帳」455ページ目として紹介させて頂きます。

お店の前を通り掛かった人に、こんな事が出来たらどうでしょう。

「今なら空席がありますよ!」
「今日のお勧めは刺身です!産地直送のお刺身が入荷しています!」
と通り掛かりの人のスマホに、プッシュ通知で情報発信できる。

これらの事を、Bluetoothを利用したビーコンという機能を活用する事で実現可能になります。

iPhoneのiOS7に、「iビーコン」という機能が搭載されて以降、一気に注目が高まり活用が進んでいます。
その背景には、こうしたユーザー側の利用環境が整った側面と、低価格のビーコン機器の登場が挙げられます。

このサービスの特徴は、ビーコン機器を店舗内様々な場所に設置して、エリアを限定して情報発信できる事です。

例えば、アパレル店舗では、この様なカタチで利用可能です。

(入口付近)「今ならTシャツが10%OFF!お気軽にご来店ください!」

(入口を入って直ぐのエリア)「いらっしゃいませ!もうすぐ夏ですね!夏ファッションもオシャレを楽しみましょう!」
(Tシャツコーナー)「今日はTシャツが10%OFF!!夏ファッションには欠かせないアイテム!」
(パンツコーナー)「Tシャツに合う半パンが、Tシャツとセット買いでオトクに!」
(レジ)「購入ポイント表示」「次回来店クーポン発行」

こうして、ビーコンを設置する場所を工夫して、店舗内でエリアを絞った情報発信が可能です。

店舗側が店内放送などで一方的に情報発信するよりも、そのエリアに居る顧客が、その時に最も興味関心があるであろう情報を発信する。
こうする事で、情報発信の効果性・効率性が格段に向上します。

また注目すべき部分が、効果測定による検証が数値で把握出来るという部分です。

例えば、クーポン発行に関しても、何回情報発信して、何件クーポン利用があったのか?
こうした効果測定が可能で、検証を重ねる事で、より精度の高いマーケティング施策を打ち出す事が可能になります。

ビーコンを活用した次世代型マーケティング施策。

皆さんだったら、この新しい仕組みをどの様に活用されますか?

それでは、今日も一日宜しくお願い致します!

【IT経営戦略手帳:発行元】株式会社Yukiプランニング 中川博之

企業と消費者のコミュニケーションをデザインし
商品・サービスの魅力を価値へと創造する
http://www.yuki-planning.co.jp

No.18167

デザイン界注目の「コラボ県」

2014.04.27Kawasaki : 

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先日、友人へのプレゼントに陶器を探していたのですが、そこで何かと目についたのが佐賀県「有田焼」のキーワード。
スウェーデンを代表する陶芸家が有田焼の箸置きをデザインしていたり、人気デザイナーのツモリチサトとのコラボ小皿、オランダ人デザイナー2人組が有田の窯元と協業したシリーズが、デザイン誌『ELLE DECOR (エル・デコ) 』の2013テーブルウェア部門でグランプリに輝くなど、国内外問わず、盛んにコラボレーションを実現している模様。

でも、なぜ今「有田焼」?

有田焼は、17〜18世紀にオランダ東インド会社が欧州に輸出してから、高級陶磁器として世界に名を馳せていましたが、バブル崩壊で美術品の売買が減ったり、食器としても安価な中国産が台頭したりなど、この20年で有田焼の売り上げは5分の1の規模になったそうです。

それを打開すべく、2011年から産地再生をめざし、これまでにない斬新なデザインの有田焼の開発にも挑戦した新ブランド「1616/arita japan」を提案、食洗機や電子レンジ対応など今の生活に合う、華美な装飾ではなくシンプルな物を作り出しています。
続けて2013年7月、「佐賀県だけで盛りあげるより、全国のみなさんといっしょに盛りあがったほうが、佐賀県はきっともっと盛りあがる。」との気づきから、企業などとのコラボレーションを通じ、佐賀県の魅力をターゲットに届けていくプロジェクト『FACTORY SAGA(ファクトリー サガ)』を発足。東京・南青山にプロデュース・オフィスも開きました。
さらに同年11月には、佐賀県とオランダ王国大使館が「クリエイティブ産業の交流に関する協定」を締結したというのです。

各都道府県とも、観光PRの施策として面白い動画を作ったり、グルメをアピールしたり、ゆるキャラを最大限に活用したキャンペーンを行ったりと、智恵を絞っておられますが、地方の一県がデザインで世界を視野に入れての発展と繁栄を図る、この大胆さは見事だと思います。

佐賀県といえば、今では全国でも存在感が高いとはいえませんが、明治維新の頃には、日本最初の製鉄所や当時の最新兵器であるアームストロング砲を製造するなど、最も近代化された藩の一つでした。
固定観念にとらわれることなく、先見の明をもって活躍してきた佐賀県の先人たちの精神性を引き継ぎ、今度はデザイン界の革命を、世界を舞台に起こして行くのかもしれませんね。

FACTORY SAGA|コラボ県はじめます、佐賀県。

https://www.factorysaga.jp/

No.18161