改正商標法について

2015.03.24Nakagawa-h : 

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【IT経営戦略手帳】最新IT技術情報を企業経営のヒントに!

皆さん、おはよう御座います!

本日は、4/1に施行される改正商標法について、「IT経営戦略手帳」674ページ目として紹介させて頂きます。

現在、日本で出願できる商標は、文字、図形、記号、立体、それらの結合、それらと組み合わせた色彩とされています。

改正商標法の施行で、新たなに動き、音、ホログラム、色彩、位置の5つが加わります。
アメリカやEUでは既に採用済みで、日本もグローバル企業のブランド戦略を後押しする形で足並みを揃えます。

出願準備を進める大手企業の中に東レや久光製薬があります。

東レは、「NANOALLOY(ナノアロイ)」という技術ブランドに力を入れていて文字やロゴは既に商標登録済みです。
今回は、スマホなど動画広告に活用できる可能性がある「動き」を商標登録しました。

久光製薬は、テレビCMの最後に流れる「ヒ・サ・ミ・ツ」のメロディーなどを「音」の新商標として出願します。

欧米など既に50カ国で商標登録済みで、日本企業の中では多様な商標登録の先駆けといえる存在です。

市場に出回る模倣品を排除する狙いが強かった商標登録。

現在は、消費者との対話の重要な道具で、新しい商標も広告や営業面での利用価値は高いと分析されています。
アメリカでは、匂いや触感なども商標の対象となっていますが、日本では今回の改正法で見送りました。

スマホの普及や高速通信網の発達などで、いつでもどこでも動画や音楽を手軽に楽しめる環境が整いました。

何気なく見ている動画から商品・サービスを想起して、ニーズを引き出し購買行動が生まれる。
特に「動き」や「音」という改正商標法に加わった新項目の利用価値は非常に高いと思います。

大手企業だけでなく、中小企業でも動画や音楽を活用したマーケティングが広まりを見せています。

今回の改正商標法は、これからのマーケティングにとっても大きな外部環境変化の一つになるでしょう。

それでは、今日も一日宜しくお願い致します!

【IT経営戦略手帳:発行元】

「魅力と価値のコミュニケーションをデザインする」株式会社Yukiプランニング 中川博之
http://www.yuki-planning.co.jp

No.19643

ソニーの新たな挑戦

2015.03.23Nakagawa-h : 

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【IT経営戦略手帳】最新IT技術情報を企業経営のヒントに!

皆さん、おはよう御座います!

本日は、ソニーが始めた動画配信サービスについて、「IT経営戦略手帳」673ページ目として紹介させて頂きます。

ソニーはプレステーション(PS)を活用した、クラウド型テレビ配信サービス「プレイステーションヴュー(PS Vue)」をアメリカで始めました。

このサービスでは、ネット経由でスポーツや映画などテレビ番組をゲーム機PSに配信。
アメリカで身近なケーブルTVサービスを刷新して、視聴者の乗り換えを狙います。

ケーブルTVは年単位の契約、月額100ドル以上の価格でサービスが提供されています。

「PS Vue」は、月単位の契約が可能で、月額49.99ドルからと競争力ある価格に設定されています。
また全ての番組を3日分、過去にさかのぼり視聴でき、クラウド上に登録した番組も28日間保存できるサービスも投入しています。

こうした「PS Vue」サービスの導入の背景には、ソニーの大きな事業転換への挑戦の意味もあります。

1.顧客データの収集
サービスの開始に伴い、課金情報や閲覧情報などの膨大な顧客データを入手する事ができる様になります。
こうした顧客データから使い方や好みなどユーザー属性を分析。
ニーズの変化を読み取り、映画や音楽配信のほか、ハードでも新商品開発に生かす事が可能となります。

2.リカーリング型への移行

ソニーは従来、テレビやオーディオ機器などを家電量販店に製品を卸す「売り切り型」の事業モデルでした。
コンテンツ配信により、ユーザー1人から上がる収益を拡大し、持続的に顧客から収益を上げる「リカーリング型」と呼ばれる事業モデルの確立を重要課題としています。
累計2000万台以上を販売する「PS4」の販売の勢いを持続させ、「PS Vue」でゲーム事業からの脱皮を加速させたい狙いがあります。

アップルやアマゾン、新興勢力も力をつけているアメリカの動画配信サービス。

ソニーが満を持して導入した新サービス「PS Vue」は、視聴者の乗り換えを加速させる台風の目になるのでしょうか?
またソニーの事業転換にとって、「PS Vue」は救世主となるのでしょうか?

それでは、今日も一日宜しくお願い致します!

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「魅力と価値のコミュニケーションをデザインする」株式会社Yukiプランニング 中川博之
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No.19637

広がる腕時計型端末

2015.03.20Nakagawa-h : 

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【IT経営戦略手帳】最新IT技術情報を企業経営のヒントに!

皆さん、おはよう御座います!

本日は、時計メーカーも参入するウエアラブル端末市場について、「IT経営戦略手帳」672ページ目として考察させて頂きます。

世界の時計メーカーが出展する「バーゼルワールド」という時計と宝飾品の見本市が昨日3/19に開幕しました。

そこで大手時計メーカー各社による、ウエアラブル端末発売の発表が相次いでいます。

タグ・ホイヤーは、グーグルのアンドロイドを採用し、新たな最高のスマートウォッチを作ると発表。

年末までに腕時計型端末のデザインや機能、価格などを公表します。

スウォッチグループは、タッチパネルで操作するスウォッチタッチを披露しました。

運動量などを計測しスマホに転送したり、支払い機能などを搭載した新商品を発売します。

腕時計型端末の市場規模は2018年には1兆円を超える試算が出ています。

従来の時計メーカーにとっては、この外部環境の変化をどう捉えて、新たな戦略を打っていくかが試されます。

アップル始めとしたIT企業各社が、情報機器を腕時計のカタチに落とし込み、続々と新商品を発売していきます。

一方、時計メーカーは、従来の時計にデジタル機器を盛り込む事で対抗していく事になります。
時計らしさを追求している時計メーカーだからこその強みで、IT企業との違いを明確にしていく必要があるでしょう。

来月にはいよいよアップルウォッチが発売され、ウエアラブル端末の可能性に注目が集まります。

そんな中、従来の時計メーカーも相次いで参入する腕時計型端末。
消費者への浸透が広がれば、企業側も消費者とのコミュニケーション手段としての新しいツールにもなり得ます。
ウエアラブル端末、特に腕時計型端末の今後の展開には、一つ注目しておくべきではないでしょうか?

それでは、今日も一日宜しくお願い致します!

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「魅力と価値のコミュニケーションをデザインする」株式会社Yukiプランニング 中川博之
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No.19634

ツイキャス、累計配信数1億5000万回突破

2015.03.19Kihara : 

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モイは3月18日、スマホ向けライブ配信サービス「ツイキャス」の累計配信回数が1億5000万回を超えたと発表した。

2010年2月にサービスを開始し、昨年9月に配信回数1億回を突破。7カ月で1.5倍となり、成長を続けている。

ユーザー数は世界800万人を超え、10~20代の若年層が中心。6割を女性が占めるのも特徴だという。

特に24歳以下は半数を占めており、学生層には認知度が高い。

同社は配信数増加の要因の1つとして、2014年10月に開始した高画質配信の提供によるユーザー層の拡大を挙げている。

一般ユーザーだけでなく、ファッション誌やアーティストによる配信、イベントやライブの移動中継など、用途を広げているという。

2015年1月の「規制回線モード」の開始も大きいという。

キャリアの通信制限で動画を見られない条件でも視聴できる同モードの導入で、配信数の増加につながったとしている。

ユーザビリティを向上することによって認知度も上がり、ユーザー数も増加するという好循環が生まれている。

ターゲット層に合わせたユーザビリティの向上は、グッド・サイクルを生み出す種に似ていると思った。

No.19631

イギリスの新ポンドデザイン

2015.03.19Yokobayashi : 

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イギリスの1ポンド硬貨のデザイン変更が発表され、15歳の少年が考案したデザインが採用される見通しとなり話題になっています。
選ばれたのはイングランド中部ウォルソールにあるクイーンメアリーズ・グラマースクールに在籍するデービッド・ピアス君のデザインで、英財務省によれば、流通している硬貨の中で最も偽造されにくいものになるとのことです。
金銀2色使いの12角形で淵にも文字が刻まれており、いかにも偽造しづらそうなデザインです。
各地域のシンボルである植物のバラとリーキ、アザミ、シロツメクサが王冠の中から現れ出ています。
英造幣局の推計によると、現在流通している1ポンド硬貨のうち約3%に相当する4500万枚が偽造硬貨だそうです。
詳細は明らかにされていませんが、新硬貨には偽造対策技術が施され、財務省発表では高速自動検出による認証が可能だといいます。

イギリスのオズボーン財務相は声明で

「新1ポンド硬貨をデザインすることは、流通している中で最も安全な硬貨を製造する素晴らしい機会だった。コンテストでは数千人が想像力を働かせた。選ばれたデービッド・ピアス君のデザインは将来にわたり何百万人という人々に認識されることになるだろう」とコメントしており、偽造しづらいという点が最重視されていたようです。
優れたデザインには見た目と共に、必ず機能美が備わってないといけないと改めて感じました。

No.19628